天然副腎皮質ホルモン |
コルチゾン
ヒドロコルチゾン |
ステロイド骨格(シクロペンタノペルヒドロフェナントレン環)を持つ。
コルチゾンは経口投与により、消化管から容易に吸収されて肝臓でヒドロコルチゾンに変化して作用を現す。
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合成副腎皮質ホルモン |
プレドニゾロン |
糖質コルチコイド作用を強め、電解質作用を著しく弱めたもの。
臨床上もっとも良く用いられている。
プレドニゾンは非活性であるが、肝で代謝されてプレドニゾロンとなり活性化。
抗炎症作用はヒドロコルチゾンの4〜5倍強く、持続性がある。
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トリアムシノロン
トリアムシノロンアセトニド |
ヒドロコルチゾンの5倍程度強い抗炎症作用を持つ。 |
デキサメタゾン、ベタメタゾン |
デキサメタゾンは、ヒドロコルチゾンの35倍強い抗炎症作用を持つ。
ベタメタゾンはデキサメタゾンと同程度の抗炎症作用、生物学的半減期が34〜54時間という長い作用時間を持つ。
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